学校法人 駒込学園

駒込中学校 駒中の扉

2016/11/19

「日光山研修」行ってきました!!

駒込には仏教行事のメインイベントに中2で行う「日光山研修」と高1で行う「比叡山研修」があります。10月19日から2泊で同じ天台宗の日光山輪王寺にて修行体験をしてきました。

目的は「自分を見つめる」こと。特に、人のために何か善いことをする(布施)、自分勝手に生きるのではなく、互いのことを考えて生活する(持戒)、最善を尽くして努力すること(精進)を自分の力で実践してみる研修なのです。いくら勉強ができても「人」としてどう振る舞うかがわかっていなければ、尊敬を受けることはできません。

日光の紅葉は10月末から始まるらしく観光客もこれからという時期に、精進料理をいただきながら、法話、坐禅止観、写経、写仏、行者道参拝、外山登山、そしてボランティア活動とみっちり続きます。

生徒たちは慣れない正座に四苦八苦しながらも、一切音を立てることをせずに精進料理をいただかなければなりません。特に茶碗を置くときなどは集中力が必要です。しかし、それを立派にやってのけました。

最終日のボランティア活動は、老人ホーム、幼稚園、そして植樹をグループに分かれて行いました。厳しい研修でしたが、音を上げる者もなく、生涯残る経験を積みました。この研修を耐えたという自信が、明日の自分をさらに向上させてくれるでしょう。

高1の比叡山研修では午前2時起き30キロ山中を巡る回峰行(かいほうぎょう)が待っています。どんな成長を遂げるのか、今からとても楽しみです。

2016/09/22

在校生とのクラブ体験会

9月20日(日)に中学説明会の1つして「クラブ体験会」を実施しました。

当日は雨天の予報が出ており、無事実施できるか心配されました。しかし、体験会の最中はほとんど降られることなく、楽しく活動することができました。

午前は野球部、サッカー部、吹奏楽部、和太鼓部。午後はラグビー部の体験会でした。合わせて69組の来校者があり、例えば吹奏楽部では、最後に受験生と在校生が一緒になって演奏するなど、在校生とのコミュニケーションをはかりながら、中学のクラブ活動を身をもって体験していただいただけでなく、自分の中学校生活をイメージして受験に向けた新たな意欲をかき立てていただいたことと思います。

駒込中学校はこうしたクラブ体験会や理科実験教室などを通じて本校受験を決めた生徒が少なくありません。

次の在校生と接点が持てる機会が今週末(9/24, 9/25)に開催される玉蘭祭(はくれんさい)です。是非生き生きとした生徒たちの姿をご覧いただけたらと思います。皆様のお越しをお待ち申し上げます。

(当日はミニ学校説明会、及び個別相談会も実施します)

2016/07/29

林間学校

中1初の宿泊行事である林間学校が、7月23日から2泊3日で長野県にある菅平高原で行われました。ホテルの方からは、真田の甲冑姿で歓迎の挨拶を受けました。

到着後すぐに球技大会が行われ、晴天の中生徒たちは大変楽しそうに男子はサッカー、女子はバスケットボールに汗を流しました。思い切り身体を動かす機会が少なくなっている昨今、こうした自然の中に溶け込むことがとても貴重なことになってきているようです。

夜はネイチャークラフトと言って竹ひごでカゴを作ったり、ドリームキャッチャーを作ったりして林間学校の思い出作りをしました。器用な子も不器用な子も楽しんでいた様子です。

2日目はいよいよメインイベントの農村体験です。体験場所は現在NHK大河ドラマ真田丸で盛り上がっている真田町です。当日は30度超える炎天下となりましたが、一生懸命農家の方と芋を掘ったり、耕運機を動かしたり、そこの家族の方と昼食を一緒にとったりなど、都会では中々経験できない貴重な経験を得ることができました。普段いただいている食事がどういう経路を経て自分の口に入るのか、体験的に理解することができたと思います。

夜はバーベキュー大会と花火大会を行い、最後の夜をそれぞれに満喫したようです。

最終日は、ネイチャートレイルと言う登山ハイキングを行います。班ごとに分かれて、山の中を植物に関するクイズを解きながらビンゴ形式で進みます。途中アリがたくさんいるところを通り、じっとしていると這い上がってくるので、生徒たちも大興奮。こうして自然を満喫して思い出に残る林間学校になりました。

2016/07/01

山家会

天台宗で,毎年6月4日の伝教大師の忌日に修する法会を「山家会(さんげえ)」と言い、今年中学では、仏教行事として22日(木)に執り行いました。

勧学ホールに集合した生徒は、静かに整列した後、上履きを脱いであぐら姿勢になり、坐禅止観の準備をします。そして、呼吸を整え、背筋をしっかり伸ばせば(このとき天から一本の直線が頭上から地表に突き抜ける感覚を持つべしと伝えます)、すっと目を閉じて止観の開始です。静寂に包まれた中、場内も消灯され、考えることはただ1つ、自分の呼吸を数えることです。

自分と向き合うと言ってもどう実践していいのかよくわかりませんが、自分の呼吸をゆっくりと数えることで、心を真っ白にして邪念を取り除くことができます。その先に自分と向き合える自分がいるわけですから、この止観によってその準備態勢をしっかり作ることは簡単にできるわけです。

その後はこのために来校いただいた藤田泰道先生にご法話を頂きました。藤田先生は開口一番、中3に向かって「自分の心が育ったと言える人は手を上げて下さい」と問いかけ、目を閉じて正直に挙手するよう促すと、幾人もの生徒から手があがりました。「はい、ありがとう全員ですね」と笑顔で応えてくれた泰道先生に、生徒達にも笑顔が。

「自分の努力に自信を持つことは、成長の証です」との言葉に、どの生徒も自分の成長の証を顧みる機会が与えられたと思います。

「皆さんの2人の親にもそれぞれ2人ずつ親がいて、祖父母にも2人ずつ親がいて、10代遡ると1024もの人数になります。その中で一人でも亡くなることがあったら、今の私は存在していないのです。すると、命とは何かを考えたとき、それは心臓が鼓動を打つことではなく、これだけ多くの人の思いを脈々と受け継いできている奇跡的な絆だと理解できます。その奇跡に感謝をして、他の人の役に立つ人間、「忘己利他(もうこりた)」の精神を持つことが大切であり、それができる人物こそ本校の建学の精神である「一隅を照らす」人物と言うことができるのです。皆さんも頑張ってくださいね」と法話が終ったとたん、生徒たちから「はい!」と心強い返事が聞こえてきました。今後生徒達はこの法話をどのように咀嚼して、家庭学習記録帳である “Step by Step” にどう自分の言葉として書き綴ってくれるか楽しみです。そして、日常生活の中でそれが実際に活かされ、さらなる成長を見ることが私たちの毎年の目標にもなっているのです。

2016/05/31

校外学習

校外学習 〜茨城自然博物館レポート作成〜

5月下旬には中間テストが行われ、最終日の翌日にあたる5月27日に、中学全校で「校外学習」を行いました。中3は鎌倉で班別行動、中2は杉戸で田植え体験、そして、中1は茨城自然博物館で学習、という内容です。

当日は朝から小雨が続いていて、特に中2の田植え体験は心配されましたが、その体験中は雨もほぼ上がった形で実施できたようです。さて、中1の校外学習は、自然科学ほぼ全分野について展示のある館内ですから広々。その1つ1つについて、見学ポイントが記されたオリジナル冊子を片手に、空白部分を埋めながら自分のレポート冊子を完成させていきます。

順路に従って見学をする中、スケッチをしたり、数値や重要語句を記入したりして、班ごとに記録内容が正しいかどうかを確認し合って完成していくのです。

館内一周し終わる頃には、ちょうどお昼の時間となり、同時に雨も上がり、屋外に出て楽しく友達同士でお弁当を囲んでいました。

2016/05/20

「了翁会(りょうおうえ)」

駒込中学では仏教行事が学期に1回または2回開催されます。今月は5月11日(水)6限に勧学ホールにて、「了翁会(りょうおうえ)」が催されました。

駒込学園の創立に関わりのある了翁禅師(りょうおうぜんじ)(1630-1707)のお亡くなりなったのが5月であるため、ご命日に法要を行い、了翁様が生涯かけて行ってきた偉業について考え、なぜ本校の礎が築かれたのかを生徒達に改めて考えてもらう行事になります。

了翁禅師は「図書館の父」とも呼ばれる人で、全国の主だった21の大寺に経堂を建立して寄進し、同時に何万巻というお経本をも寄贈されました。1682年に江戸全市を焼き尽くすほどの大火災(八百屋お七の火事として有名)があり、被災を受けた不忍池弁天島の文庫も東叡山寛永寺(現在の東京芸大の地)に移され、同時に「勧学講院」という学問所も完成します。これが本校の前身となりました。

了翁様の誕生の地は秋田県の出羽(現在の湯沢)です。今年は秋田テレビがその特集番組を組むと言うことで、本校の了翁会の様子もその中で放映されることになりました。