入試案内 - 駒込中学ご案内

ご挨拶

駒込中学校 学校長 河合孝允

―駒込中学のご紹介―

文京区は「文の京(ふみのみやこ)」と言われるように、東京大学やお茶の水大学を始めとした学校が集中し、私立の中学・高校も、創立100年を越える老舗の私学が「再認知名度校として」林立しています。本校はとりわけ古く、天和二年(1682)以来327年を数えます。アメリカ合衆国誕生(1776)の94年前といえばその実感が出てまいります。アメリカ大陸が未開の時から幕府直属の学問所「勧学講院」として誕生しています。「仏・儒・老」の「三学」が江戸の学識に公開されていました。場所は今の上野公園内・東京芸大の地です。当時、100軒長屋と呼ばれる大きな寄宿舎も併設していました。創立者は「日本図書館の父」と呼ばれる了翁禅師です。東の如来様と慕われた方です。八百屋お七の火事で江戸市中が灰燼に帰したとき、さらに元禄の大震災で江戸八百八町が壊滅したとき、一千両という復興資金を拠出して被災者支援を行ったり、被災孤児を勧学寮に引き取り、世に出るための「読み書きそろばん」の「生きる力」を与え続けた方でした。本校の教育精神はこの了翁禅師の精神に由来しています。すなわち、子供を慈しみ育てるという基本精神です。この精神はまた、1200年前にさかのぼる日本天台の創立者・伝教大師最澄の教え「笞罰を与えずに国の宝として育てなさい」という精神に由来したものでもあります。本校はこれを受け継ぎ国の宝として「一隅を照らす人間の育成」に当たっている学校なのです。

 

皆様は了翁禅師のことは知らなくても、「福神漬け」なら知っています。勧学寮で了翁禅師が野菜屑がもったいないとして工夫して考案し、時の輪王寺の宮様に命名してもらったものです。さらに、了翁禅師が開発した万能薬に『錦帯円』があります。「東海道中膝栗毛」で有名な「ヤジさん・キタさん」が持ち歩いていた常備薬です。気付け薬や痛み止めの薬でもあり、当時の旅の常備薬でした。また「江戸の土産は錦帯円」と言われ、大名行列の参勤交代を始め、地方からの江戸参詣者の土産品として全国に広がりました。了翁禅師はこの錦帯円の売り上げで、わずか数年で三千両の資金を得たと言われます。当時、玉川兄弟が多摩川の羽村から江戸市中に玉川上水を通し、八百八町に地下水路を埋設するのに要した莫大な工事費がやはり三千両であったと言われますから、東京全市に水道を施設する費用に匹敵した金額を、数年の売り上げで手に入れたことになります。これを私的には一切使わず、被災時の復興資金や孤児の救済、あるいは四散した経典・蔵書類を何万巻と収集したり、その収蔵庫建設を全国21カ寺において行ったりと、類まれな福祉事業と文化事業をなされた方でした。

本校では毎年、ご命日に「了翁会」を行って遺徳をしのんでおります。寛永寺境内には了翁像が建立されています。

 

このように本校は歴史と伝統と共に歩んできた学園です。卒業生には著名な方々が綺羅星の如くいます。日本野鳥の会の創始者で北原白秋の盟友であった詩人・中西悟堂氏や安井賞を2度とった有元利夫画伯、芥川賞作家の唐十郎氏や衆議院議長を勤めた鯨岡兵輔氏、さらには、日大総長理事長を務めた高梨公之氏や東京大学名誉教授の山本武夫博士はじめ政財界・文化教育界に一大山脈を形成しています。萩本欽一や江口洋介や和田弘や渥美二郎や大滝秀治やモーニング娘の亀井絵里など、名を上げていけば紙数が足らないほどの著名な芸能人も輩出しています。本校は「モー娘から東大生」までが共存できる、広やかで明るい子供達のための夢学園なのです。今年もすでに高3の生徒たちが「慶応大・文」、「上智大・外国」、「首都大東京・都市教養」、「明治大・理工」、「東京理科大・理」、「立教大・理」、「法政大・文」をはじめ続々と合格の報告が入っています。

一方で、この12月15日から高校入試の事前相談が解禁になり、公立中学の先生方が受験志願者を登録するために来校しておりますが、募集人員の10倍近い志願者になっております。そのうち「アドバンスと特進の受験志願者」が71%にものぼっています。高校アドバンスは「会場模試」で偏差値62が出ています。
しかし、中学からのアドバンス一貫性はさらに上の水準を目指します。上記の最難関大学の「上智大外国語学部英語学科」の合格者は内進生です。大学入試本番は1月からです。アドバンスクラスの主力受験もこれからです。「冬休み泊り込み学習合宿」を行い、力を蓄えてチャレンジして行きます。指導教諭は全て本校教諭です。チューターには、お茶水大や早稲田大に在籍している卒業生が手助けに参加してくれます。先輩後輩の一体感が不可能を可能に押し上げる大切な要素になっています。

 

ところで、すでに公表しておりますが、本校中学入試での特典として、アドバンス入試上位者への入学金35万円全額免除を打ち出しています。また、上位者への特別奨学生A=年間12万円支給、B=年間6万円の無償支給制度も実施しています。高校に進むと全員が政府の授業料軽減補助としての年間12万円(正確には11万8800円)の助成が受けられます。本校の場合1月から3月までの3学期が無償になります。年収が250万円までの方ならば倍額の24万円(正確には11万8800円)が上乗せ支給されます。よってこの場合は二学期以降の授業料が無償化されます。※(年収が250万円〜350万円の方は5万9400円が上乗せされます。)本校の場合「アドA=12万円」が取れれば、年収250万円までの方であれば、最大年間授業料の85%が無償化される方もでてきます。本校は良心的な経営を心がけていますから、授業料補助金はそのまま授業料の軽減措置にまわします。安心して受験いただきたいと思います。詳しくは個別入試相談の場でお尋ね下さい。本校は年内28日まで、新春は5日から窓口を開けて個別学校見学にご対応いたします。その後は入試日まで日曜祭日も含めいつでもご対応いたします。本校中学の最終入試日は2月6日です。当日の朝の受験受理も致しますので、焦らずにしっかりと計画をたてて受験してください。皆様方の大切なお子様の将来選択です。愛情深くご指導ください。本校はいつでも窓口を広く開けてお待ち申しあげます。受験生の皆様の勉強の成果を心よりお祈り申しあげます。