研修週末は、 セブ島という有名な観光地に来たからには1日くらいはそれを身を もって楽しんでもらおうというプログラムです。
ずっとホテル滞在が続いた後ですので、 今日は船で透明度の高い海原に出て、 シュノーケリングを体験しました。
ライフジャケットを身につけて、1人が水柱を立てて飛び込めば、 ためらっていた連中も続きます。 こうなると直ぐに船上押しくらまんじゅうに発展して、 落とし合い合戦になるから不思議です。
水中に “ニモ” を見つけたり、プカプカ浮いているだけだったりと、 一人ひとりが色んな形でセブの魅力を堪能していました。
その後、カオハガン島という小島に向かいました。 ただ往路も復路も遠浅で接岸できないので、 バッグを抱えてお腹あたりまで海水に浸かりながら歩くしかありま せん。砂に足を取られそうになったり、 サンダルに砂が入って痛かったりと、 割とスリリングな上陸になりました。
絵に描いたような南国の小島では、 見渡す限り青い海と天空の下でランチをいただきました。 ポーク串焼、サラダ、フランクフルトなどがワイルドに並べられ、 自分で紙皿にのせていきます。特に、 巨大なグローブのように鎮座するバナナは、 高級果物店に並べたいくらいの味で、あっと言う間に3、 4本平らげる生徒もいるほどでした。午後は場所を移して、 再びのシュノーケリング体験を行いました。 もうためらいはゼロで、 飛び込み方からして大胆かつ派手になっていきました。
(いいぞ、今夜は速攻で寝てくれるはず)
やはり、こんな素晴らしい自然環境に囲まれて、 3月末に思い存分海を楽しめたのは、 ここに来たからこそでしょう。
生徒たちもそれを存分に堪能したはずです。赤く日焼けした、 普段の学校生活では決して目にすることのない表情がそれを物語っ ていました。
夕食後、このまま就寝するには早いけど、 さすがに今日は疲れたからって言うかなと思いつつ、 一応フィットネスジムの利用可能時間を伝えました。
はい、やっぱり全員集合。
明日は、孤児院を訪問します。