7月25日神宮球場にて、高3国際教養コース小倉さん(野球部マネージャー)が、高校野球選手権 東東京大会で球場アナウンスを務めました。
■小倉さんのコメント
大会直前のある日、顧問の水谷先生から「神宮球場でアナウンスをしてみないか」というお誘いがありました。自信がなかった当時の私の第一声は「私で良いのですか」でした。プロの選手とウグイス嬢の方々が使う球場・設備でアナウンスを任されるということ、そして自分たちの代が昨年冬から目標としていた、憧れの舞台でのお仕事が決まるということは間違いなく大きな責任と同等の力量が求められました。一度は選手が自分に見せてくれたように、今度は自分一人でプレッシャーに打ち勝つ体験をしてみたい、と強い気持ちで大きな決断をしました。
球場を前にして思い出されたのは、失敗が許されない中で打席に立ち続けてきた選手たちの姿でした。あのメンバーで球場に行く夢は叶わなかったけれど、みんなの思いを背負うつもりでマイクに声を通しました。ミスなく試合終了のサイレンが鳴り、堂々と胸を張って野球人生を引退することができました。